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緊急事態宣言 静岡県内の観光業者に大きなダメージ

1月8日から東京など1都3県を対象にした緊急事態宣言が再び出されました。首都圏と隣接する県内には、早くも影響が出ています。

<菅総理>「緊急事態宣言を発出します。期間は令和3年1月8日から2月7日までの1カ月間とし、実施区域は埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の1都3県とする」
 7日夕方、菅総理の緊急会見を真剣なまなざしで見つめていたのは熱海聚楽ホテルの森田社長です。
<熱海聚楽ホテル 森田金清社長>「覚悟してたとはいえ、総理の口から聞くとショックですね。仕方ない判断だと思っている」
 しかし、森田さんには落胆している時間はありませんでした。
<熱海聚楽ホテル 森田金清社長>「(キャンセルが)もう12件来てるって。6時から」
 結局、7日から一晩で50件程のキャンセルが出たといいます。
<熱海聚楽ホテル 森田金清社長>「今回のことは我々にとってもダメージだが、これは致し方ないので受け入れて、平穏な状態が戻るように協力するしかない」
 首都圏の緊急事態宣言を受けて、県内でも対応を急いでいます。
<川勝平太知事>「ここで感染を食い止めなければ、首都圏と同様の状況に陥る危険があります」
 川勝知事は8日午前、緊急の会見を開き、2月7日までの1カ月間、不要不急の往来を徹底して避けるよう呼びかけました。県は不要不急の移動制限について、8日から緊急事態宣言が出た1都3県を「特に慎重に行動」から「回避」に格上げしました。
<小林祐記者>「いま、掲示が変わりました。緊急事態宣言発令、県を跨ぐ移動は特に慎重にと書かれています」
 伊豆の玄関口・熱海市では、さっそく1月に2回行う予定だった花火大会を中止すると発表しました。
<熱海市 斉藤栄市長>「緊急事態宣言が出た段階で感染防止対策に比重を置かざる負えない。少なくともこの1カ月はその状況は続く」
 この時期の緊急事態宣言は、2月10日から始まる予定の伊豆半島最大のイベント「河津桜まつり」にも影を落としています。
<河津桜まつり実行委員会 山田和子委員長>「この町に住んでいる方の安全も確保しないといけないし、来られた方の安全も確保しないといけないという、両方の状態を見ながらのさくら祭りの開催ですので、緊張していければと思います」
 今回の緊急事態宣言は2月7日までの予定ですが、感染が収まらない場合は延長する可能性もあり、伊豆さらに県内に与える影響は図り知れません。
#オレンジ6 1月8日放送

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