地元の良さを地元の子達に知ってほしいとyoutube動画を配信しているのですが、
今日はそんな塾の先生の日常の一コマを紹介します。
春といえば、入学シーズン。
幼稚園や小学校入学の時って、意識して友達を作らなくても気付けばなんか友達の輪ができていきますよね。子供ってすごいです。
中学校入学の時は、同じ小学校から進学した子が多いので、若干戸惑いながらも元々知り合いの子がいるのでなんとか乗り切れます。
でも高校と大学は違います。ほとんど全員が完全アウェーの状態から始まります。
聞いたこともない地域出身の子や、全く背景を知らない子ばかりが集まる環境。
たぶんこれって人生で初めて、自分で意識して動かないと人間関係を作れない環境なんです。
僕もその一人でした。
同じ中学から進学した子はクラスに一人、しかも話したことも無い。
たまたま出席番号順で隣の席にいた子は、陸上部のくせして五厘くらいの謎の坊主で、例えるならフリーザの第三形態のように後頭部が長く本当に宇宙人かと思いました。
最初の二週間は、本当に一人で登下校し、食事時間も一人で過ごしていた記憶があります。
しかし幸いなことに、その学校では4月に遠足があり、それを機に急速に仲良くなり、夏には仲良しメンバーで海水浴に出かけて高校生クイズに出場するほどになっていました。
でも今はコロナ禍で、そういった学校行事もなかなか難しい。
友達作りに慣れていない子供たちは本当に苦戦しています。
でも頑張ってほしい。
これからは親も近くにいないし、大人になったら誰も助けてくれない。
会話が苦手でもいい、失敗してもいい、とにかく挑戦はしてみてほしい。
環境が変わるということは、自分も変われるチャンスだから、少し勇気を出して周りに声をかけてみてほしい。
会話が得意な子は、是非周りを見て困っている子に声をかけてあげてほしい。
そのほんの少しの勇気が、一生の友達を作るターニングポイントかもしれないから。
P.S.僕は実際に、あの宇宙人が一番の親友になりましたww
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