国際手話を学ぶメンバーが群馬県みどり市を訪れウクライナの避難民が観光ガイドをつとめました。
みどり市を訪れたのは東京で国際手話を学ぶグループのメンバー5人です。一行は創業・天明7年の老舗岡直三郎商店を訪れ醤油の仕込み蔵などを見学しました。
ガイドを務めたのは去年5月からみどり市で暮らすウクライナからの避難民ボズコ・ヴォロジミールさんです。ボズコさんはオンラインで国際手話教室を開いていてその教室で学ぶメンバーからの依頼で今回、観光ガイドを務めることになりました。
ツアーではみどり市観光ガイドの松崎やすしさんの説明をボズコさんが国際手話で通訳します。参加者は日本の手話とは表現方法が異なる国際手話を学びながらみどり市での観光を楽しんでいました。ツアーにはボズコさん以外のウクライナからの避難民も参加して自分たちが暮らしているみどり市の歴史や文化に触れていました。
「2025年に東京でデフリンピックが開催されます」「海外からたくさんのお客様が来るのでそのために国際手話を使う機会を増やしたい」「ぜひみなさんも国際手話を覚えて頂けたらありがたい」(参加者)
「ここみどり市は歴史があって素晴らしい街だと思います」「今日は国際手話を使って観光ガイドをしてみなさんの顔がキラキラしていてうれしかった」(ボズコさん)