総額は1億円。新型コロナで打撃を受けた観光業の支援策として県が新たなサービスを打ち出しました。
（蒲島知事）「くまモンからの贈り物と題して県民向け割引クーポンを配布することにしました。まずは1億円の予算でスタートします」
去年8月に導入されたデジタルクーポン『旅するくまモンパスポート』。これまでは、LINEで友だち登録してパスポートを提示した人を対象に店舗の事業者が割引のサービス分などを負担していましたが、今回の新たなサービスは、熊本県が予算を計上し、県民を対象に1億円分のクーポンを配布するというもの。県内の飲食店や宿泊・温泉施設などでクーポンに応じてサービスを受けることができます。利用頻度が高い人には還元率を上げる仕組みも導入します。来年度の事業としてゴールデンウイーク頃にサービスを開始する予定で利用状況に応じて追加の予算措置も検討するということです。
『旅するくまモンパスポート』は現在、およそ4万人の登録者がいて300を超える事業者がサービスを提供していますが県は、目標として県民10万人の登録と県内1000事業者の参加を目指しています。
